一口馬主が辞められません

出資馬「ダブルハートボンド」が中央競馬のG1を勝利

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2025年12月7日(日)
 愛知県の中京競馬場でダートのG1レース・チャンピオンズカップが開催されました。普段はこのブログではほとんど触れることが無いのですが、今回は少しだけ趣味で道楽の「一口馬主(ひとくちうまぬし)」のことを書いてみました。

 TBSの日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」が話題になっていますし、このドラマは普段、競馬をやらない人も見ているようです。私も毎週欠かさず見ています。

 一口馬主は簡単に言ってしまえば、馬主資格を持った法人の代表が、傘下のクラブ法人に競走馬を提供し、そのクラブ法人が一般の人に募集馬として応募を募ります。クラブ法人は一口を40口や100口、400口、500口といった具合に出資者を募ります。
 出資者は馬主資格など必要なく年収制限もありません。一口馬主と呼ばれていますが、競走馬に出資して配当を得るファンドですので定期的な収入があって、出資金と毎月のクラブ会費、餌代や調教代といった毎月の維持費さえ払えれば入会できます。

 収入証明書などの提出はする必要はないですが、マイナンバーカードや運転免許証などの身分証明書の提出は必要です。証券取引や銀行口座の開設の際にも必要なものですので、趣味・道楽とはいえ、ファンドですので仕方はありません。

 例えば、募集価格4,000万円の募集馬が40口募集であれば一口あたりの出資金は100万円、100口募集なら40万円、400口募集なら10万円、500口募集ならば8万円となります。募集価格は1億円以上もあれば1,000万円を切る募集馬もいます。

 会員になるにはカタログやDVD、また年に1,2回程度開催される募集馬見学ツアーに参加したりして出資馬を決めます。

 私は64歳を迎える時期ですが、この一口馬主は1999年に初めて出資し、現在まで継続してやっています。途中、自己破産によってファンド没収されたため2年程度の休止期間がありましたが、免責後に再開しました。

 再会したのは2020年で、1歳馬の募集馬に出資して再スタートを切りました。競走馬がデビューできるのが順調に行って2歳の6月頃ですから、この再スタート段階で出資した競走馬がデビューするのが、年が明ける2021年6月以降でした。しかし実際にはそううまくは行きません。馬によっては早熟タイプや晩成タイプなど様々で、また芝コース向き、ダートコース向きなどこれも様々です。

 カタログの血統表を見ながら独自の視点で出資馬を決めますが、限られた予算の中から決めるのはかなり辛いものがあります。

 そんな中から「当たりクジ」を引いていければ先々が楽しみですし、「はずれクジ」をひいてしまえば未勝利で終わりファンド終了となります。当然、出資金の回収など程遠く、毎月の維持費を加えれば大赤字です。

 40口出資ならば配当も大きいですが、赤字幅も大きいです。500口なら赤字幅は少ないながら、配当も少なく妙味は薄いです。しかし勝ち上がっていき2勝、3勝とクラスが上がっていくことで400口や500口の小口出資でも結構な配当を受けることも可能になり、ちょっとした小遣いになることもあります。また、資金繰りが少しきつい時に、配当で助けられたことも何度かありました。

 私もそうですが、ほとんどの出資者は複数頭に出資していると思います。またクラブも複数に入会しているようです。


 私は現在3クラブ法人に入会していて、2歳以上の競争馬齢に到達している現役馬は13頭。その他、来年(2026年6月以降)にデビューを控える出資馬が2頭。1口の口数が400口と500口ばかりですのでそれほど大きな出費はないですが、配当もそう多くは望めません。
 競走馬は1勝するのがかなり大変ですが、なんとか勝ち上がってくれているので持ち出しも許容範囲内で収まってくれています。

出資馬のダブルハートボンドがG1を制覇してくれました

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 その13頭の出資馬から中央競馬のG1・チャンピオンズカップに出走した「ダブルハートボンド」がG1初出走、牝馬という大きなハンデがある中、見事に勝利を挙げてくれました。着差はわずかハナ差で凌いでくれました。

 自己破産前に出資していたネオリアリズムという馬が香港G1を勝ってくれた時も嬉しかったですが、そこまで20年近くかかりました。


 今回のダブルハートボンドは2021年に生まれた牝馬です。2022年にシルクホースクラブで募集された時に出資した馬ですが、抽選でなんとか出資が叶いました。
 募集価格は4,000万円で1/500口募集で一口8万円でした。この価格帯はどちらかといえばリーズナブルな価格帯ですので、2勝くらいしてくれればいいかなと思い出資しました。

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 当時のカタログのコメントを見て芝のレースでの活躍を期待しましたが実際はダートのレースでの活躍です。もともと脚部不安もあり「デビューすらできないかもしれない」と思っていましたが脚元に負担をかけないダート(砂コース)デビュー。それも未勝利戦の最終週で負ければ引退という後がない状況でしたが圧勝。今回の勝利で8戦7勝2着1回という成績で、このような馬に出資できたのは超ラッキーとしか言えません。

 2023年3月に、まだ育成段階でのダブルハートボンドを見にノーザンファーム空港の育成牧場に見学に行きました。デビュー前の2歳でしたが威圧感がありました。

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(2023年3月19日・ノーザンファーム空港にて撮影・当時2歳)

その出資馬が2年後にダートのG1制覇をしてくれました。

 一口馬主は道楽ですのでお金もかかりますが、今回のように出資馬が大きなレースに勝ってくれるのですから一口馬主はやめられないのです。金銭的損得を考えればお金がかかる趣味ですし、興味ない人から見れば浪費の部類に入るかもしれませんが、牧場見学や出資馬の勝利、特に今回のような大レースの勝利は 「今までの損が無かったことに」 なってしまうくらいの楽しさがありますので、私にとっては浪費ではなく、人生の投資なのです。

 私の年齢も64歳を超えているので、あと何年やれるかはわかりませんし、そろそろ出資馬への出資も断捨離する時期ですが、もう少し楽しもうと思います。







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