自己破産や任意整理、時効の援用などの債務整理をすると、国内に存在する個人信用情報機関CIC(信販系)、JICC(消費者金融系)、KSC(銀行系)の3機関に金融事故情報が記録されます。
CICでは返済状況の欄に「異動」という表記がされ、終了状況の欄には自己破産の場合は「法定免責」と表記されます。
これらの表記は債務整理の種類や金融機関によって異なる場合もありますが、いずれにしても金融事故を起こしたという証となり、この表記は5年間残ります。5年間はあくまでも目安で、金融機関によっての損失処理を行った経理事情などにより、5年未満の場合もあれば、5年を超える場合があります。クレジットカードの場合は、ほぼ発行元全社がCICに加盟していますので、CICに金融事故履歴が残っている状態では、まず審査は否決されます。
JICCは消費者金融系のため本来はこのクレヒス履歴はない方が良いです。しかしCICとのダブルで残る金融機関もあるため仕方ない部分もあります。私の場合ですとアメックス、ライフカード、ラインポケットマネーの履歴があります。これらはCICにも履歴が残りますので、完全に残さないということはできそうもありません。
KSCは銀行系ですが、例えば、銀行にローンを申し込んだとしても銀行は保証会社を介して信用情報を確認します。三菱UFJ銀行ならばグループの三菱UFJニコスやジャックス、アコムなど。三井住友銀行であればグループのモビットやSMBCフィナンシャルといった感じです。保証会社が承認すれば銀行は基本的には融資しますので、例え焦げ付かされても保証会社が保証してくれるため銀行の痛手は少ないです。
銀行でローンを組むケースですと住宅ローンや教育ローン、リフォームローン、自動車ローン、カードローンなどがあると思いますが、これらのローンを申し込むと保証会社がCICやJICCに信用照会をかけますので、CICやJICCのクレヒスはとても重要になります。
KSCは自己破産の場合に限り、官報情報が7年間残ります。国の発行する官報に自己破産をしたという事実が掲載されます。
今ではネットでも閲覧できるようですが、官報情報は自己破産以外の情報も掲載されていますし毎週の如く更新されているので、一般の方はほぼ見ないです。私も実際に閲覧してみましたがわかりませんでした。この官報情報を常時見ているとすれば、闇金業社かもしれません。
実際に自己破産後に携帯のショートメッセージに闇金と思われる勧誘が結構届きましたし、今でも時々届きますが、これは無視するのが一番です。自己破産後でお金がない時期の勧誘は、ついつい乗ってしまいがちですが、これは絶対NGです。
このように債務整理をすると個人信用情報機関には金融事故情報が保管されてしまいますが、5年経過後に完全に事故情報が削除されれば金融ブラック状態喪明けとなります。
さてそこで、「クレジットカードを申し込もう」と思う方は多いはずです。私もそうでした。ただ喪明けとなりましたが、情報が全くなければまっさらな状態ということになります。一見よさそうと思いがちですが金融機関は逆の見方をするでしょう。
債務整理をするということは年齢的にも若い人で20代後半〜30代前半、私のように還暦を過ぎている人もいます。この年代で普通に考えたらスマホの分割もなく、何かしらのローンもないというのは考えにくいです。高卒や大卒ならばともかくそれなりに社会経験をしている年代であれば、少なくともスマホの分割ローンくらいはあります。これすらないということは「何かやらかしている」と金融機関が思っても不思議ではないです。いわゆるスーパーホワイト状態です。それでも金融ブラック状態よりもはるかに優位なのは間違いないですが、やはりスーパーホワイト状態は避けたいものです。
スーパーホワイト状態を回避する最適方法は
『デポジット型クレジットカード』でクレヒスを再構築すること
個人信用情報機関に金融事故情報が残っているわけですから、クレジットカードの審査は通るわけはないのですが、現在では保証金を預けることで、その保証金額が利用限度枠となるデポジット型クレジットカードを活用することでクレヒス(クレジットヒストリー)を付けて行くことができます。
デポジット型クレジットカードは保証金が必要になります。カード会社によって最低保証金額が異なりますが、ライフカードデポジットには3万円という最低保証金で発行可能なカードがあります。
これらのカードを活用することで金融ブラック状態でもアメックスやライフカード、メルカードなどを取得することも可能になり、クレヒスの強化をすることが可能になります。
私の場合もライフカードデポジットとネクサスカードデポジットを使いクレヒス実績を積んだ結果、アメックスカードやライフカードゴールド(インビテーション)、メルカードなどを取得でき、更なるクレヒス強化ができました。その結果、喪明け後に希望のクレジットカードがほぼ取得できています。
SNS上では金融ブラック状態でもクレジットカードが取得できたなどの情報も散見されますが、私の経験ではクレヒスなしでは秒殺否決ばかりでしたので、その真偽はわかりません。
私がデポジット型クレジットカードを勧める理由は、債務整理をすることは金融事故を起こした結果ですので、再度、金融事故を起こさないために、まずキャッシュフローを改善する必要があります。そのためには保証金を準備することがとても重要だと考えているからです。私は自己破産直後は全くお金はありませんでしたが、なんとかかき集めた5万円でライフカードデポジットを発行してもらえたことが、クレヒス再構築のスタートでした。もし最低保証金額が工面できないのであればクレジットカードの取得はまだ早いと思います。最低保証金額の工面ができた段階で申し込まれることを強くお勧めします。
それでは金融ブラック期間にクレヒスを積めておらず、スーパーホワイト状態で喪明けした場合はどうでしょうか?
その時の年齢にもよりますので若い人の方が比較的優位かもしれませんが、全くダメかと言えばそうとも言えません。頂いたコメントなどを総合的に見てみますと、楽天カードや三井住友ナンバーレスといったカードを取得できたというコメントもありました。スーパーホワイト状態であったとしても金融ブラックではないので悲観する必要はないですが、金融ブラック喪明け後にいきなりゴールドカードやプラチナ級のカードを狙うならば、やはりデポジット型クレジットカードを活用してクレヒスを長く、できるだけ高額に積んでいった方がスムーズだと思います。
債務整理の際に迷惑をかけてしまった金融機関は「社内ブラック」となっています。「社内ブラックは確実に存在」します。
その期間は生涯にわたるものなのか10年なのか5年なのかは分かりませんが、個人信用情報機関とは別に、社内で金融事故情報は共有されていますので、喪明け後は、これらのカードは避けた方が良いです。社内ブラックになっていないカード会社から申し込まれるのをオススメします。
また申し込み件数は私の経験上、月3〜4枚くらいまでなら大丈夫のような感じです。
喪明け直後に3枚申し込んで2枚取得できました。否決されたのがUCプラチナで、可決されたのがビューカード発行の「大人の休日ミドルカード」(利用枠70万円)とクレディセゾン発行の「セゾンゴールドプレミアム」(利用枠200万円)です。その後に三井住友カード発行のANA一般カード(利用枠70万円)が審査可決され、喪明け後の1か月で4社申し込んで3社可決でした。
短期間での申し込みは「申し込みブラック」と言われていますが、月に3〜4社程度なら許容範囲かもしれません。
(社内ブラックに関する関連記事)
クレジットカードの「社内ブラック」があるかを検証
https://tsukasamarunet.seesaa.net/article/515346269.html
私はネクサスカードデポジットで金融ブラック時代を乗り切りました
クレジットカードランキング
にほんブログ村
励ましの1票をお願いします!
この記事へのコメント