今回はクレジットカードの年会費の価値について考えてみました。
クレジットカードは年会費が無料のものから20万円超えまでグレードにより様々なものがあります。「単なる決済手段でポイントが還元されれば良いので、年会費無料のカードで良い」といった方や、「それなりの特典がある方が良いので採算にあう程度の年会費ならば仕方がない」と考える方、「とにかく特典を有意義に使いたいので、多少高くても構わない」といった方まで、クレジットカードの年会費に対する考え方は人それぞれだと思います。
現在、私がメインで使っている年会費有料カードは計4枚あります。
1 ヒルトンアメックス プレミアム
年会費が66,000円で、アメックスカードの中では招待制のセンチュリオンは除いて、プラチナ(ANAプラチナ、プラチナビジネス含む)、マリオットヴォンボイプレミアムに続く実質3番目に高い年会費です。
2 セゾンプラチナ ビジネス アメリカンエキスプレスカード
年会費は33,000円です。初年度は年会費無料ですが、次年度からは33,000円かかります。ただ、ビジネスカードを申し込むと個人カードが無料で持てるというメリットがあります。
3 セゾンゴールドプレミアム
私が求める基本特典のベースとなっているのがヒルトンアメックス プレミアムとセゾンプラチナの2枚ですが、これらに足りない部分を補ってくれるカードとして使っています。年会費は11,000円ですが年間で100万円の決済をすることで翌年以降が永年で無料になりますので、初年度に100万円決済をしてしまえば以降は無料で持てます。
4 大人の休日倶楽部ミドルカード
このカードは50歳以上65歳未満の方が取得可能なミドル世代向けのカードで、カード会費は524円ですが、大人の休日倶楽部という俱楽部会費が2,100円、合わせて2,624円が2年目からかかります。
クレジットカードの年会費の話になると必ず話題になるのが「年会費の元は取れるのか?」といった話題です。
クレジットカードの場合は特典の活用やポイント還元率などで年会費が回収できるかどうかがある程度、数字で弾き出すことが可能です。
例えば、ヒルトンアメックス プレミアムの場合ですと、年間200万円決済することでヒルトンオナーズの最上位・ダイヤモンド会員になれます。また通常決済でのポイントが60,000ポイント貯まります。60,000ポイントあればお安いヒルトンホテルなら2泊、平均的な所でも1泊は宿泊可能なポイント数です。また次年度の更新をして年会費を払うとウィークエンド無料宿泊券がもらえますので、これだけで年会費回収が数字的にできてしまいます。
現実的ではありませんが、極端な話、1円の決済をしなくても66,000円の年会費を払って更新さえすれば、1泊10万円以上するヒルトンホテルの上位ブランドに無料で泊まれるわけです。
一方、金融ブラックの方で持っている方も多いと思いますが、ライフカードデポジットやネクサスカードデポジットは年会費がかかります。これらのカードは一般の方はまず不要なカードですが、金融ブラックの方にとっては神カードとも言われるカードです。私もそうでしたが、これらのデポジット型クレジットカードは仕方なく所持するカードですので、年会費の元を取るとかという数字的観点では語れません。またデポジットではないライフカードゴールドは年会費が11,000円です。特典を利用しても数字的に回収できるかとなると疑問です。ただ、金融ブラックのため取得できるカードが他にないという実情があるため、仕方なく年会費を払っているとも言えます。実際に私もライフカードデポジットとネクサスカードデポジット、ライフカードゴールドを持っていましたが、年会費に見合う特典も満足感もありませんでした。
セゾンプラチナアメックスカードは年会費が税込33,000円ですが、コンシェルジュサービスの他、招待日和、ホテル優待といったヒルトンアメックスプレミアムカードには無い、グルメ特典などもありますが、数字的な回収ができるかどうかとなるとなんとも言えません。
この2枚のカードで年会費は99,000円です。
金銭的に年会費の回収ができるかと言えば、ヒルトンプレミアムカードは年会費の更新でウィークエンド無料宿泊ができます。この特典を使う場合は、ほとんどの方は年会費以上の宿泊代がかかるホテルを利用すると思いますので、一発回収でき、さらに持っているだけでヒルトンゴールド会員になれ、2名までの朝食が無料、空室状況で部屋のアップグレードをしてもらえますので、その差額を入れれば十分に満足できるカードです。
セゾンプラチナアメックスのコンシェルジュサービスは金銭的価値は算出できませんが、利用価値には満足していますし、グルメやホテル優待も利用価値は高く、数字ではなく、経験値を高めてくれる満足度感での価値があるので高いとは感じていません。
つまりクレジットカードの年会費は、その特典内容を満足に活用できる方にとっては苦にはならず、一方で、充実した特典内容であったとしても、居住するエリアやライフスタイルに合わずに特典を使えない方にとっては、全く必要性のない特典になります。
ちょっと見方を変えてクレジットカード以外の年会費で考えてみます。
私は今、月々の会費を払ってライフスタイルを楽しんでいるものがいくつかあります。
まずはNetflix(ネットフリックス)。我が家はJCOMに入っており、有料のCS番組の受信メニューのセットにNetflixが入っていて、CSとのセット料金を合わせると毎月4,980円(年間59,760円)払っています。このケースは趣向性が強く、自己満足感を得るためにお金を払っていますので数字的な損益分岐は出せません。
次にチョコザップ。週2回程度、健康維持目的で通っています。毎月の会費が3,278円(年間39,336円)かかります。あくまでも健康維持、ストレス発散の意味合いが強いですが、ライフスタイルの充実度には欠かせないために続けています。これも数字的な損益分岐が出せないですね。
最後が私の道楽、一口馬主。競走馬に出資してその賞金配当で利益を出していくという競馬ファンドで投機要素の強い趣味・道楽です。複数のクラブで出資しているのでクラブ会費だけで毎月10,700円(年間128,400円)が最低かかります。その他に、馬の餌代や調教管理費などの維持費が口数と出資頭数により別途加算されます。単純に毎月払うだけでもクラブ会費と合わせて2~3万円程度は払います。また年に1,2度ある募集時期に新たに出資していけばイレギュラーで数万円かかります。これに対し、配当はと言えば・・・。毎月赤字です。完全に負債です(笑)
では、なぜ辞めずに続けているのかと言えば、旅行がてらに出資馬を見に牧場見学(北海道)に行ったり、赤字とはいえ、ささやかな配当があったり、クラブイベント(有料)に参加したりと、そこには数字では表せない楽しみや満足感があります。物ではその時には満足しても後々要らなくなったりすると忘れてしまいまいがちですが、旅行やグルメは良くも悪くも思い出に残ります。特に食べ物。
「あそこの旅館のご飯はうまかった」「あそこのホテルのビュッフェは良くなかった」とか旅先での良し悪しは食べ物での思い出がかなり鮮明に残ります。旅館やホテルも高ければ良いかといえばそうとも言えません。コロナ禍の際に旅行割を使って高級旅館に何度か行きましたが、がっかりした所もありました。
1週間前に食べたものなど忘れてしまってわからなくても、数年前に行った旅行先での思い出は良くも悪くも記憶に残っているもので、それが経験値や思い出として生きていく上での肥やしにもなります。
話は脱線してしまいましたが、クレジットカードの年会費の価値もそんな風に考えるようにしています。それぞれのカードで考えるのではなく、合計額で考えたときに、「自分自身で納得感や満足感が持てれば良し」と考えるようにしています。
クレジットカードの年会費はただ単に年会費の回収ができるか否かの損得もありますが、いかに、その特典やメリットを数字以外で満足ができるかどうかによって価値は変わってくるのではと思います。
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