YouTubeやブログ記事などSNS上では「金融ブラックでもアメックスカードは審査が通る」と言ったコメントや記事、動画などがアップされていますが、実際はどうなのか?
結論から言いますと、自己破産して金融ブラック状態であった私の体験上、金融ブラック状態でも審査に通過して取得することはできます。
ただし、そこまでの道のりは決して甘くはありませんが、しっかりと計画的に実行していけば審査通過は可能です。
まず、そもそも論ですが、「金融ブラックとはどんな状態であるのか」を理解する必要があります。
金融ブラックとは、延滞や、債務整理、時効の援用、自己破産などの金融事故を起こしてしまい、個人信用情報機関のCICやJICC、KSCなどに金融事故を起こしたという情報が掲載されてしまっている状態のことで、一般的には「ブラックリスト」という表現をされることも多いです。しかしブラックリストというもの自体は存在せず、あくまでも「金融事故を起こしてしまった人の情報」として、発行元の金融会社では社内での情報共有として残り、前述のCIC、JICC、KSCには金融事故を起こしたという事実が5年〜7年に渡り、掲載されます。これらのことを最近では「金融ブラック」という表現で取り上げられていると考えてください。
金融ブラックは2つに大別されます
単に金融ブラックと言っても大きく分けて2つあります。
1つは延滞中であったり、任意整理中もしくは自己破産申請中でまだ免責を受けていない状態の、現在まだ借金を返済している、もしくは借金が完済されていない現在進行中での金融ブラック状態です。この状態ではほとんど通らないと思ったほうがいいでしょう。
もう1つが、任意整理も終えていたり、自己破産免責や時効の援用などで債務整理が完了されていて借金が法律上、無くなっている金融ブラック状態です。
今回取り上げるのは借金が法律上、無くなっている金融ブラック状態です。
私は2018年5月に自己破産申請をして2019年11月に免責となりましたが、前述の例では2018年5月〜2019年11月の1年7か月の間は借金が残っている状態、いわゆる進行形の金融ブラック状態ですので、この状態ではほぼ審査は通りませんが、免責後の2019年12月以降で法律上での借金がなくなった金融ブラックとなりますので、ここからが金融ブラックとしてのアメックスカード取得修行がスタートします。
金融ブラック状態でアメックスカードを取得するための最重視することがクレヒス(クレジットヒストリー)を新たに再構築してアップデートしていく事です。特にCICでのクレヒスを重視します。
デポジットカードでクレヒスを構築します
ここで問題になるのが金融ブラック状態でクレジットカードが持てない状態なのにどうやってクレヒスを構築していけるのか?という事ですが、保証金(デポジット)を預けることで、その保証金額が利用限度額となる「デポジット型クレジットカード」を発行して活用することでクレヒス構築ができます。
国内には金融ブラック時代を生き抜くための味方として、
①ライフカード社が発行する「ライフカードデポジット」
②ネクサスカード社が発行する「ネクサスカードデポジット」
③モデルクレジット社が発行する「モデッカデポカード」
の3社のデポジット型クレジットカードがありますので、このカードのいずれか、もしくは複数持ちでクレヒスを構築していきます。
デポジット型クレジットカードにはもう1社、アプラス社が発行しているラグジュアリーカードデポジットがありますが、ノーマルのチタンで年会費55,000円、最低保証額30万円で、富裕層向けカードですので金融ブラック向きではありませんので、ここでは除外します
私の場合はモデッカデポカードがまだ発行される前でしたので、ライフカードデポジット5万円からスタートし、その後にネクサスカードデポジットを5万円で発行し2枚持ちでクレヒス構築していきましたが、枠が足りなくなったためネクサスカードデポジットを随時追加入金していき、最終的には25万円まで枠を広げていきました。
これらのカードで年間最低100万円(月平均84,000円)を地道に継続決済していきます。一度に100万円とか50万円を2回とかの決済で終わりというのではなく、毎月平均的に継続していくことが重要です。
期間的には最低でも1年〜2年。私の場合は苦節4年、8回目の挑戦ででヒルトンアメックスノーマルカード(年会費16,500円)の審査が通り取得できました。
アメックスは特典内容などを効果的に活用するためには年間150万円程度は決済しないと旨味がありません。無料宿泊特典などを取得するためには150〜200万円の決済が必要ですし、どのカードも年会費が発生しますので、1番リーズナブルなアメックス・グリーンでも月会費制1,100円で手軽に持てますが年間で16,500円がかかりますし、付帯特典もゴールドカード以上のものがありますので、ステータスカードとも言われています。
このことからも年間最低でも100万円決済ができるかどうかをアメックス側は判断すると思います。金融ブラックでなければそれ以下でも審査通過するかもしれませんが、金融ブラックという大きなハンデを負っている状況ですので、できるだけ多くの決済金額と継続性が問われます。
これを継続して実行することで金融ブラック状態でもアメックスカードの取得が可能になりますので、現在、金融ブラック状態でアメックスカード取得を目指している方は、参考にして挑戦してみてください。
アメックスに社内ブラックはあるのか?
過去にアメックスに迷惑をかけてしまいアメックス社内ブラックで審査が通過するのかの質問をよく頂きます。私の場合はアメックスには迷惑をかけていませんので正直、実際は分かりませんが、過去に営業担当者経由で申し込んだ際に聞いた話では、「6か月間は申込履歴が残っているので、前回否決日の翌日以降、安全策を取るなら7か月以上あけてください。」とのアドバイスを頂きました。社内ブラックがあるかどうかまでは確認していませんが、日本のカード会社とは違い、「現状の支払い能力」で判断してくれる審査方法ですので、挑戦してみる価値はあると思います。金融ブラック状態でもクレヒス実績があれば審査を通してくれるアメリカ的の審査方法ですので、もし否決されても7か月後に再挑戦しても良いと思います。
ちなみに、国内のカード会社は社内ブラックは存在します。私は喪明け後に全て秒殺されました。
以下に過去記事のリンクを貼っておきますので合わせて参考にしてください。
・金融ブラックとは?
https://tsukasamarunet.seesaa.net/article/507344347.html
・自己破産免責から4年の金融ブラックが悲願のアメックスカードを取得
https://tsukasamarunet.seesaa.net/article/507248885.html
・金融ブラック目線から推察する「アメックスカードの審査基準」
https://tsukasamarunet.seesaa.net/article/508689618.html
クレジットカードランキング
にほんブログ村
励ましの1票をお願いします!
この記事へのコメント
ツカサマル(管理人)
私の体験上、アメックスに限らずクレヒスでの決済金額と継続期間が最重要素だと感じています。特にアメックスはカードそのものに利用可能枠が付くのではなく個人実績で枠が付くため、ANA一般もヒルトンもゴールドプリファードも難易度は変わらないと思います。
私は金融ブラック状態の時にクレヒスを積み上げつつ半年以上の間隔を空けて申込みましたが7連敗しています。その際、グリーン、ANA一般、ゴールドとそれぞれ申込みましたが全て否決されています。
クレヒスがアメックスの基準を満たせば審査通過は可能だと感じていますので、否決されたら7か月目に再挑戦してみてはいかがでしょうか。
こちらの過去記事も参考にしてみて下さい。
・金融ブラック目線から推察する「アメックスカードの審査基準」
https://tsukasamarunet.seesaa.net/article/508689618.html