人生100年時代と言われていますが、実際には平均寿命が概ね男性が81歳くらいで、女性が87歳前後です。平均寿命は0歳児の今後の平均寿命という指標でもあるため、実際にはもう少し低い可能性もあります。比較的自分で動いて生活できる「健康寿命」は平均寿命からマイナス10歳前後で男性は72〜73歳、女性が75歳前後です。平均寿命も健康寿命もここ10年レベルではやや上昇傾向ではあるものの、ほぼ横ばいで、この先10年、20年で急激に上昇するかと言えば疑問です。
そう考えると60歳以降の人生終盤は15年〜20年間が残された時間と言っても過言ではないと思います。
その15年〜20年の生活をいかに充実させるか?
50歳代の中盤くらいにさしかかると、60歳の還暦以降の仕事のあり方をどうするかを考えている方も多いと思います。会社経営をされている方、会社員として働いている方、フリーランスで仕事をしている方など、それまでのキャリアやスキルをそのまま活かすのも良いですし、全く別の業界で働くのもありです。
私は58歳の時に自己破産するまでは経営に携わっていました。人事的な立ち位置では上から指示、指導する立場でした。自己破産を契機に60歳以降は個人事業主(フリーランス)という状況で現在の生計を立てています。フリーランスといえば字面はいいかもしれませんが、一人親方的な感じです。労災もなければ雇用保険もありません。しかし会社勤めと違い、働く時間は自分で決められるというメリットもあります。早朝、午前のみ、午後のみ、夜間、深夜など自分に都合のよい時間で、懐事情を考えながらアルバイトを増やすことで収入も増やすことは可能になります。
アルバイト、特に私のように63歳のシニア世代になると、仕事の内容もほぼ末端作業が多くなります。しかし、末端作業だからこそ、むしろ会社全体の状況がわかったり、業界のことがわかったりと、現役バリバリの時には見えていなかったものが、逆に見えて勉強になることも結構多いです。
会社から解放されたことで、アルバイトも複数掛け持つことができます。現役時代に関わっていた業界以外のことがわかることで、様々な業界の様子を体感できます。
金銭的にはそう多くは望めませんが、一度しかない人生、色々な体験をすることはとても刺激になります。
知人には「会社経営に関わっていたのにアルバイトなんてできるの?」と聞かれることが時々あります。この問いは別の言い方をすれば、「課長や部長をやっていたのにアルバイトの立場でできるの?」と同じ意味を持ちます。
アルバイトとして働けるか働けないかは、この役職の壁を破れるか破れないかで大きく変わります。会社経営を継続している社長は別にして、会社員の方の現役時代の肩書は同業種であれば通用しても良いとこ2〜3年で、異業種では全く通用しないため、早い段階での割り切りが必要です。
私のバイト先のスタッフはほとんどが年下の方ばかりで、20代前半から30代の方々が中心です。現在のアルバイトとしての立場は、その社員達の部下のまた部下になりますが、全く気になりません。むしろ若い世代の人達と関われる楽しさがあります。私の前職も知りませんし、聞かれもしません。こちらからいう必要もないですし。
「もっとこうやれば良いのに」と思うことも度々ありますが、そこはスルーするようにしています。あくまでもアルバイトで雇われている身ですから(笑)。
63歳のアルバイトも結構おもしろいです。
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