
神奈川県の観光地と知られる鎌倉。鎌倉といってもエリアは広く、今回のオッサンひとり旅で宿泊したのは江ノ電・七里ヶ浜駅近くの「鎌倉プリンスホテル」です。プリンスホテルは今では比較的大衆的なイメージですが、私が20歳代の頃はバブル景気もあり、ステイタス性のあったホテルです。江ノ島・鎌倉エリアは年に何度か日帰りで出かけるのですが、宿泊したことがなかったので、今回初めて泊まりで周辺を回ってみました。
最初に立ち寄ったのは「新江の島水族館」です。小田急江ノ島線の片瀬江ノ島駅から徒歩で5分くらいの所にあります。


土日祝日はメチャ混みですが、平日なのでゆっくりと見られます。イルカのショーも楽しかったです。入場料は大人1枚2,500円ですが、私は10%割引券があったので2,250円で入りました。


水族館を一通り見終わるとお腹が空いたのでランチタイムです。江ノ島近辺の名物はシラスです。江ノ島の中の店や近辺は観光地価格で比較的高めですが、そんな中でも全体的に安めでオススメなお店が「紀伊国屋」さんです。

小田急線片瀬江ノ島駅から江ノ電江ノ島駅へ向かう商店が並ぶ小道の入り口付近にありますが、隣が老舗旅館の紀伊国屋旅館です。何度か入ったことがあるお店です。平日はドリンクバーが無料で付きます。今回はシラスかき揚げ天ぷら定食にしました。税込1,100円です。

食後の散歩は江ノ電・腰越駅までを線路沿いを歩きます。名物の江ノ電もなかを販売しているお店の前を通り腰越駅まで約15分程度です。途中、江ノ電が路面を走り抜けます。


腰越駅から江ノ電で極楽寺駅まで行きました。極楽寺駅は日本の駅100選にも選ばれた駅ですが、テレビドラマでの撮影スポットとしても知られている駅の1つです。古くは勝野洋さん、小倉一郎さん、長谷直美さんの3人の恋愛模様と青春を描いた人気ドラマ「俺たちの朝」や最近では中井貴一さんと小泉今日子さんW主演で大人の恋を描いたドラマ「最後から2番目の恋」「続・最後から2番目の恋」の舞台にもなりました。


極楽寺駅の線路沿いの道路もドラマでは良く出てきます。

極楽寺駅から長谷駅へ向かう途中に老舗夫婦饅頭の角を入った突き当たりに人気のスポット「御霊神社」があります。鳥居の手前に江ノ電の踏切があり、ここも電車好きの撮影スポットでもあります。



御霊神社で参拝すると14時を過ぎていました。チェックインが15時なのでそろそろホテルに向かいます。鎌倉プリンスホテルの最寄り駅は江ノ電の七里が浜駅ですが、駅から徒歩8分程度かかりますので、電車には乗らず、海岸沿いを歩いて行きます。稲村ヶ崎公園まで来ると江ノ島と富士山が綺麗に見えました。晩秋〜冬〜初春までの空気が澄んでいる晴天の日はとても綺麗です。

稲村ヶ崎から15分程度、そのまま海岸沿いを江ノ島方面に歩くと鎌倉プリンスホテルが右手高台に見えます。海岸沿いからホテル入り口まではダラダラした上り坂で、この日は歩きすぎて足がパンパン状態のため、手前のバンケットホールからホテルロビーへ直結できる斜行エレベーターを使いました。斜めに進む珍しいエレベーターで1分30秒くらいでホテルのロビーに着きます。



部屋は最上階4階のダブルルームで江ノ島と富士山、手前にホテルのプールがいい感じにアクセントになっています。お風呂は足を伸ばせるくらいの浴槽です。アメニティーも標準装備されており、シャンプー、トリートメント、ボディソープはPOLAでした。





●鎌倉プリンスホテルには大浴場がありませんが、徒歩15分くらいの所に「稲村ヶ崎温泉」という日帰り温泉(有料)があります。タオルレンタルも有料で有りますのでこちらを利用する方もいるようでした。
夕飯は敷地内にある別館、「御曹司きよやす邸」での会席料理でコースは「空~sora~」です。今回は2食付きプランでしたが、単独での料金はメニュー表には6,000円となっていました。

翌朝の朝食は洋食プレートでした。あいにく雨でしたが、天気が良ければ大島が正面に見えます。


今回は楽天トラベルでタイムセールやポイントなどを使ったので実際にホテル代金として支払ったのが2食付きで20,000円。(正規だと27,000円くらいです)。その他ランチや水族館入館料などを合わせても3万円以内で収まりました。コロナ禍も終わり全国的に観光地のホテル代は高騰気味ですが、コロナ以前のインバウンド全盛時期も結構高かったので、最近高騰したというよりも、価格が戻ったと言えるのかもしれません。
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